歯科衛生士法違反容疑 歯科医の女を逮捕 愛知県警

無資格の歯科助手に歯石除去をさせたなどとして、愛知県警は16日、同県岡崎市岩津町申堂の「京田歯科」院長、京田典子容疑者(66)を歯科衛生士法違反と詐欺の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は1~2月、歯科衛生士の資格がない歯科助手の女性に、患者3人の歯石除去などの歯科衛生士業務をさせたほか、診療していない患者2人のカルテを偽造して診療報酬計5600円を不正に請求して受け取ったとしている。
県警によると、京田容疑者は「歯石を取るところを見ておらず、頼んでもいない。架空請求は故意にしたものではない」と容疑を否認しているという。当時、歯科衛生士は在籍していなかった。健康被害はこれまでに確認されていないという。
歯科衛生士は国家資格で、歯科医師の指示の下で歯石の除去や口腔(こうくう)ケア、歯周病の定期検診などを担う専門職。歯科助手には資格がないため、これらの治療や指導をすることはできない。【高井瞳】