台風19号で山梨県南アルプス市寺部にある樹齢1000年以上とされる国の天然記念物「三恵(みつえ)の大ケヤキ」の幹が折れた。市の担当者は「大ケヤキは南アルプスの象徴。非常に残念」と肩を落とした。
市文化財課によると、大ケヤキは高さ約25メートル、折れた幹の直径は約1メートル。1928年に国の天然記念物に指定された。幹は二股に分かれていて、うち一本が折れた。
近くの主婦、飯泉豊子さん(62)は13日朝に幹が折れているのを見つけた。「(大ケヤキの周りの)草を刈ったり、落ち葉を掃いたりしていただけに寂しい」と話した。【金子昇太】