ボランティア、大雨で中止も=二次災害懸念「やむなし」―台風19号被災地

台風19号の被災地ではボランティアが被災者を支えようと奮闘しているが、19日は大雨による二次被害の恐れがあるため、やむを得ず受け入れを中止する地域も出ている。
阿武隈川が決壊するなどして最多の死者が出た福島県では18日、ボランティアを受け入れる16市町のうち、いわき市や本宮市など14市町が活動中止を決めた。郡山市災害ボランティアセンターの担当者は「悪天候で被災者とボランティアの二次災害が懸念されるため、安全を第一に中止を判断した」と話す。
千曲川が決壊し、広範囲で浸水被害に遭った長野市には、これまでに延べ約1500人のボランティアが駆け付けた。同市のセンター担当者は「汚泥にまみれた家財道具の運び出しや自宅の清掃に最もニーズがある。発災後最初の週末なので多くの方が支援に来てくれるのではないか」と期待を寄せる。
19日は通常通り実施する予定で、送迎バスを10台確保した。ただ、「天候次第では中止したり、短時間で切り上げたりすることも検討しなければならない」としている。