管内で起きた性犯罪が東京都内の警察署で最も多かった葛西警察署が被害を減らすために、夜の帰宅中にイヤホンで音楽を聞いたりスマートフォンの操作に集中しすぎることの危険性を訴えました。
東京都内で5月までに起きた強制わいせつなどの性犯罪は江戸川区の葛西警察署の管内が最多でした。ほとんどが帰宅時にスマートフォンを操作したりイヤホンで音楽を聞いていて、周囲に気付かずに被害に遭っているということです。こうしたなか、東京メトロの西葛西駅で葛西署の警察官と地元企業の女性ら約20人がチラシを配って注意を呼び掛けました。
警視庁葛西警察署・半田正浩署長:「どうしても注意が散漫になるという現状があるので、後ろにも注意を払うことが必要ではないかと思います」