群衆による混乱が問題となるハロウィーンを今月末に控え、東京都渋谷区は19日、節度を持って楽しむよう求める街灯広告48基を渋谷駅前のセンター街商店街に設置した。
街灯広告は円柱形で高さ約1・5メートル。表側は「SHIBUYA PRIDE SHIBUYA HALLOWEEN」と印字されている。その下には、歌手の夏木マリさんやホフディランの小宮山雄飛さんら、渋谷に縁の深い有名人が、自らのサインと合わせて「ハロウィーンを渋谷の誇りに」と書き込んだ。裏側は「NO迷惑行為」と訴えている。同区はハロウィーン当日までにフラッグ形の広告約500枚もセンター街や道玄坂などに掲示する。
昨年は10万人ともいわれる群衆が渋谷駅前に集まり、若者たちが軽トラックを倒す事件も起きた。区は今年、ハロウィーン当日などに路上や公園での飲酒を禁止する条例を制定。さらに警備や啓発などに約1億円を投じている。【日野行介】