産休中に会社の福利厚生制度を利用して旅行したら、上司から「同僚に迷惑をかけているのによく行けるな!」と嫌味を言われた、という女性の投稿が大炎上している。
「上司の言うとおり。非常識だ」という批判が大勢だが、「勇気のある女性だ。福利厚生制度を使うのは正当な権利で、上司の発言はマタハラだ」という共感の意見も少数だがあった。
産休中は申し訳なく過ごさないとダメなのだろうか。専門家に聞いた。
話題になっているのは、女性向けサイト「発言小町」(2019年10月4日付)に載った「産休中に会社の福利厚生制度を利用して旅行に行くのは非常識?」というタイトルの、次の投稿だ。
上司は、「人手が足らずに皆残業しながら穴埋めをしているのに、産休をもらっておきながら、さらに会社の福利厚生まで使って旅行に行くのは疑問だ。駄目かどうか以前の話として、そういうことができるのが問題だ」というのであった。投稿者は、こう不満をぶつける。
この投稿に対しては、7割近くの人が「非常識だ」と反発した。
一方、「福利厚生制度を使うのは正当な権利だ」「上司の発言こそマタハラだ」という応援の意見も3割ほどだが、寄せられた。
J-CASTニュース会社ウォッチ編集部では、女性の働き方に詳しい、主婦に特化した就労支援サービスを展開するビースタイルの調査機関「しゅふJOB総研」の川上敬太郎所長に、この「産休中の福利厚生制度を利用した旅行は非常識?」論争の意見を求めた。
――今回の投稿に対する反応を読み、率直にどんな感想を持ちましたか?
――投稿者を批判する人の多くが、「産休は職場に迷惑をかけている存在だ」という前提があり、「それなのに遊ぶなんて非常識」という反発があるような気がします。こうした考え方についてはどう思いますか。
――会社の福利厚生制度を利用したことも、批判者を大いに刺激しています。「旅行に行くなら会社にわからないようすべきだ」というアドバイスもありました。産休中に会社の福利厚生制度を利用するのはいけないのでしょうか。
――なるほど。応援エールを送る人の中には、「上司の発言はマタハラに当たる」とする意見もありますが、この点はいかがですか。
――産休中はどう過ごしたらよいのでしょうか。
(福田和郎)