兵庫県中播磨県民センターは、姫路港に点在する工場の夜景を見学するツアーを開始した。開港60周年を記念した事業の一環で、工場夜景撮影で有名な写真家の小林哲朗氏が案内。参加者は、闇夜に浮かび上がる幻想的な施設の姿を撮影していた。
瀬戸内の東部に位置し、幅が約18キロに及ぶ姫路港。鉄鋼大手や化学品メーカー、電気・ガス会社などが大規模な工場を構える播磨工業地帯の中枢港湾だ。同センターは60周年を機に、人気の高い工場夜景を通して、海と港への理解を深める目的でイベントを企画した。
ツアーは、JR姫路駅のロータリー発着で、海と陸から工場群を巡る約5時間半のコース。費用は4000円で12月14日まで10回開催する。
ツアー初日には、工場夜景の愛好家をはじめ、友人の勧めや各種ツアーの中でたまたま目にした人など、幅広い年齢層の男女36人が参加。不慣れな人には、小林氏がカメラの設定や撮影位置などを手ほどきした。まぶしく輝く工場の前ではシャッター音がこだました。30代女性は、「まあまあ良い写真が撮れた。もちろんインスタにアップする」と笑顔で話していた。