和光市元幹部、4回目の逮捕 高齢夫婦から1350万窃盗疑い

埼玉県和光市の福祉事務所が高齢の夫婦から預かったキャッシュカードを使い、夫婦それぞれの口座から現金計1350万円を引き出して盗んだとして、埼玉県警は2日、窃盗の疑いで元市企画部審議監東内京一容疑者(55)=詐欺罪で公判中=を再逮捕した。逮捕は4回目。
県警によると、夫婦それぞれの口座から他に計5150万円が引き出されており、関連を調べる。
再逮捕容疑は、2018年6月~今年4月、成年後見人の選任手続きを予定していた80代の夫婦が福祉事務所に預けていたキャッシュカードを不正に利用し、27回にわたって計1350万円を引き出した疑い。容疑を認めているという。