関西電力の幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、福井市の市民団体が24日、大阪地検に同社幹部らを刑事告発するための告発人を募ると発表した。約1カ月で少なくとも1000人以上が目標で、遅くとも年内の告発を目指す。
告発人を募るのは「関電の原発マネー不正還流を告発する会」。告発状案によると、対象は同社の八木誠前会長ら約20人。幹部らは森山元助役と関わりの深い建設会社の吉田開発に対し便宜を図り、見返りとして現金やスーツなどを受け取ったと指摘している。
同会の河合弘之弁護士は記者会見で「特別背任、会社法上の贈収賄を告発罪名にしたい」と訴え、検察による資料の精査を求めた。
関電幹部らによる金品受領は9月に発覚。これまで20人が総額3億2000万円分の金品を受け取っていたことが判明している。