部下のミスに立腹…救急出動後や親睦会で顔殴る

愛知県豊田市は30日、市消防本部南消防署で係長級にあたる担当長の消防司令補(38)を停職1か月の懲戒処分にした。
発表によると、消防司令補は部下の消防副士長(30)がミスをしたり、指示に従わなかったりしたことに立腹し、今年6月に行われた親睦会で、頬とあごを拳で4回殴り、7月には救急出動の後、頬を拳で1回、平手で1回殴り、口が開きづらくなるけがを負わせたという。
記者会見した児玉増夫消防長は「指導の範囲を超えたハラスメント行為。心からおわびします」と陳謝した。