東京電力福島第1原発事故で飲食店の売り上げが落ちたとする虚偽の申請書類で東電から現金約2650万円をだまし取ったとして、警視庁は25日までに、詐欺容疑で札幌市の無職郡司明容疑者(50)ら男女9人を逮捕した。2012~17年に、同様の手口で計約4億8千万円を詐取したとみて裏付けを進める。
捜査関係者によると、郡司容疑者らは、福島県いわき市小名浜地区の飲食店経営者らに指示し、震災前の売り上げを実際よりも水増しして請求させ、賠償金をだまし取ったとされる。グループは請求書類の作成役や勧誘役などに分かれていた。