新井被告「同意あった」女性“一度もない”

強制性交の罪に問われている、俳優として活動していた新井浩文(本名・朴慶培)被告の初公判が東京地裁で開かれ、新井被告は起訴内容を否認した。
新井被告は被害女性に対して謝罪し、深々と頭を下げる一方で、起訴内容については、はっきりとした口調で否認した。被害女性の証人尋問では時折、メモを取りながら聞いていた。
新井被告は去年7月、東京都内の自宅でマッサージ店の女性従業員に性的暴行を加えた罪に問われている。2日の初公判で、冒頭に裁判長から職業を聞かれると、新井被告は「現在は無職です」と答えた。
また、起訴内容について聞かれると「被害者に謝罪の言葉を言いたいと思います。本当にすみませんでした」と5秒ほど頭を下げた後、「暴力は一切やっていません。同意があったと思います」と否認した。