南米のネバドス火山で爆発的噴火 噴火警戒レベルは2番目に高いオレンジに

南米チリとアルゼンチンの国境にまたがる活火山ネバドス・デ・チジャンで24日(現地時間)、爆発的噴火があいついで発生した。同国立火山監視機関(SERNAGEOMIN)は、噴火警戒レベルを4段階中、危険度が2番目に高いオレンジに引き上げた。
ネバドス・デ・チジャンは、南北に細長いチリの中部、アルゼンチンとの国境にまたがり、現地の言葉で「万年雪」を意味する「ネバドス」の通り、年間を通して白銀に覆われている。
北西側のセロ・ブランコ岳(標高3212メートル)と南東側のビエホ岳(3089メートル)の間にはさまれた中央のヌエボ岳が最も活動が活発で、20世紀に入ってからも巨大な溶岩ドームを形成し、新たな火口が次々にできている。昨年末から今年2月にかけても、ヌエボ岳のニカノール火口で水蒸気爆発があいつぎ、3月から5月に続いた噴火活動では火砕流も発生しているという。
SERNAGEOMINによると24日には火口直下を震源とする火山性地震があいつぎ、同日午前9時43分ごろ、爆発的噴火を発生。火山監視カメラでは黒い噴煙とともに、オレンジ色に輝く高温の火山噴出物もとらえられている。