派遣型エステ店の女性に乱暴した罪で起訴された元俳優の新井浩文被告(40)の初公判で、新井被告は「合意があったと思う」と述べて起訴内容を否認しました。東京地裁前から報告です。
(社会部・古賀康之記者報告)
上下黒スーツ姿で緊張した表情で出廷した新井被告は裁判の冒頭で「本当にすみませんでした」と深く頭を下げて謝罪した一方で、起訴内容については明確に否認しました。新井浩文こと韓国籍のパク・キョンベ被告は去年7月、東京・世田谷区の自宅で派遣型エステ店の30代女性を乱暴した強制性交の罪に問われています。2日の初公判で、新井被告は「暴力は一切ありません。合意があったと思います」と起訴内容を否認しました。そして、現在、行われている被害女性への証人尋問のなかで、被害女性は「とても悔しい思いをした。モノを扱われるような思いをした」と心境について述べました。被害女性への証人尋問は午後も行われる予定です。また、次回、26日の裁判では新井被告への被告人質問が行われる予定です。