本格的な降雪シーズンを前に、山形県内内陸部と庄内地方を結ぶ国道112号「月山道路」の除雪車出動式が25日、鶴岡市田麦俣の中台除雪ステーションであり、関係者約70人が安全を祈願した。
来年4月まで、西川町と鶴岡市の山間部約30キロの区間で、ロータリー車など6機種51台と作業員103人が出動できる態勢を整える。
寒河江国道維持出張所とともに区間を管理する月山国道維持出張所の舘山幸大所長は「暖冬になるという予報もあるが、豪雪地帯の月山道路は話が別。例年通り4、5メートルの積雪が見込まれるので、安全に走行できるよう降雪の初期段階から確実に除雪を進めたい」と話した。【長南里香】