「あおり運転に同乗」のデマ情報、ネット投稿した市議を提訴

茨城県の常磐道で8月、あおり運転をした上、乗用車の男性を殴ったとして男が逮捕された事件で、男の車に同乗していたとのデマ情報をインターネットに投稿され、名誉を傷つけられたとして、東京都内の会社経営者の女性が投稿者に110万円の損害賠償を求める訴訟を21日付で東京簡裁に起こした。訴訟は25日付で東京地裁に移送された。
訴状によると、投稿者は愛知県豊田市の原田隆司市議(57)。原田市議は同月中旬、ネット上のデマ情報に便乗し、自身のフェイスブックに「同乗の女も見つけたようです」「拡散をお願いします」などと書き込み、事件とは無関係の女性の顔写真を掲載したとしている。女性側は「公的な立場で積極的に拡散しようとしたのは悪質だ」と主張している。
原田市議は取材に投稿を認め、「早く犯人が逮捕されてほしいと考え、事実かどうかを確認せず軽率に書き込んでしまった。おわびしたい」と述べた。女性側には謝罪の手紙を出したが、訴訟は弁護士と相談して対応するとしている。