生後1カ月の息子に暴行容疑 30歳母逮捕 神奈川県警

生後1カ月の男児にたたくなどの暴力を振るったとして、神奈川県警は29日、男児の母親で東京都八王子市めじろ台1の事務職員、木下利華容疑者(30)を暴行の疑いで逮捕した。木下容疑者は「何も話したくない」と述べ、否認しているという。暴行があったとされるのは昨年10月で、男児はその約4カ月後に死亡している。
逮捕容疑は昨年10月15日、当時住んでいた川崎市宮前区土橋5の自宅で、生後1カ月の息子の登満(とうま)ちゃんをうつぶせにしたまま放置したほか、同23日には胸部を複数回にわたって手でたたくなどしたとしている。うつぶせ状態の登満ちゃんを約40秒にわたって撮影した動画が残っていたという。
県警捜査1課によると、今年1月7日、木下容疑者が登満ちゃんがぐったりしているのに気づき「息をしていない」と119番し、登満ちゃんは救急搬送された。川崎市中部児童相談所は同11日、登満ちゃんの頭部に慢性硬膜下血腫があり、不自然な点があると県警に届け出た。登満ちゃんは2月14日、死亡した。
木下容疑者は夫、登満ちゃん、娘の4人で暮らしていた。暴行について夫は「気づかなかった」と話しているという。【国本愛】