兵庫県尼崎市の市立尼崎高校の体罰問題を受け、市教育委員会は28日、全市立学校を対象に行ったアンケートの結果を公表した。「今の学校で体罰を受けたことがある」と回答した児童・生徒がいた学校は、全体の約9割に上った。市教委は具体的な調査も進め、事実が確認されれば教職員の処分も検討する。
アンケートは5~8月、市立の小中学校、高校計65校などを対象に実施。計約2万2000人の児童・生徒のうち、約1万9000人が回答した。その結果、57校の計340人(小学校214人、中学校89人、高校37人)が体罰を受けた経験があると申告した。
アンケートは教職員にも行っており、「体罰をしたことがある」と答えたのは2024人中114人だった。
具体的な体罰の内容を記した生徒らもおり、中学の部活動で「生徒が平手打ちされ、口から血を流していた」「ボールをぶつけられ、髪の毛を引っ張られていた」などという回答もあった。