厚労省職員 公表前の法案漏えいで訓告処分

公表前の法案を製薬会社の役員などに漏らしたとして、厚生労働省の職員が訓告処分を受けていたことが分かった。
2016年に守秘義務に違反したとして訓告処分を受けていたのは、当時、法案の審査などをする参事官として内閣法制局に出向していた厚生労働省の職員。
厚労省によると、職員は2016年1月、公表前だった臨床研究法案の条文を製薬会社の役員にメールで漏らしたという。
また、この職員は翌月にも、障害者総合支援法改正案の条文を福祉施設や自治体の職員に漏らしていたという。