群馬大と自動車販売「群馬トヨタ」は28日、大学生向けカーシェアリングの共同実験を始めた。アンケートや走行データの分析結果を共有し、本格的な大学生向けサービスの参考にする。
カーシェアとは1台の車を複数で共同利用する仕組み。若者の「車離れ」が指摘される中、車の「所有」から「共有」へのシフトを象徴するサービス。トヨタ自動車が同日から開始したカーシェアサービス「TOYOTA SHARE」の全国展開に併せて実施された。群馬トヨタの横田衛社長は「アンケートによると大多数の学生が興味はあるが利用したことが無いと答えた。共同実験を皮切りに県内でもカーシェアを広めたい」と話した。
車両は3種類で、15分100円から利用可能だ。会員登録にはクレジットカードと免許証が必要で、登録完了後に予約できる。登録したスマートフォンで解錠・施錠することができ、使用後は「カーシェアリングステーション」に返却する。支払いは登録したクレジットカードで精算される。
この日は、実際にスマートフォンを使いながら予約から返却までを大学生らが体験した。社会情報学部2年の関裕太郎さん(20)は「7人乗りの車は持っていないので、友人と遊ぶ際に利用してみたい」と話した。【菊池陽南子】