全日空また保安検査ミス=乗客のカッター見落とす―伊丹空港

大阪・伊丹空港の全日空の保安検査場で、係員が搭乗客の手荷物内にあったカッターナイフを見落としていたことが30日、同社への取材で分かった。同空港では9月にも、係員が乗客のナイフを誤って返却するミスがあったばかり。
全日空によると、17日午前8時55分ごろ、新潟行きの便の搭乗客が保安検査後の出発エリアで、「カッターナイフを手荷物に誤って入れて持ってきてしまった」と同社職員に申告。刃の長さは6.5センチで、職員が処分した。検査場の係員は「エックス線検査装置に反応がなく検出できなかった」と説明しているという。