NHKは30日、来年度後半の連続テレビ小説が「おちょやん」に決まり、ヒロインの竹井千代を女優の杉咲花さん(22)が演じると発表した。
「大阪のお母さん」として親しまれた昭和の女優、浪花千栄子さんをモデルに、大阪・道頓堀での女中奉公から女優を目指すヒロインの波乱に満ちた人生を描く。脚本は八津弘幸さん。「おちょやん」は茶屋や料亭で働く小さな女中さんを意味した大阪の言葉だという。
杉咲さんは「皆さんにとって大事な15分を、明るくてパワーをもらえるようなひとときにできるように、波瀾(はらん)万丈な人生を乗り越えていく千代さんを一生懸命演じたい」と話した。