(株)ドリーマー 東海地方で初「ウォーターメーカー」のマスターエージェンシー契約を締結(参照:TOKAI 災害時に生活水と電気を自給自足できる住宅を販売へ)
image from (株)ドリーマーHPより
株式会社ドリーマーは、「防災対策用整水装置ウォーターメーカー(ENELL株式会社)」のマスターエージェンシー契約を締結したことを発表した。ウォーターメーカーのマスターエージェンシー契約は、東海地区で初となる。契約締結を受けて、2019年2月から全国に向けてウォーターメーカーのレンタルをスタートさせた。
ENELL社の開発したウォーターメーカーは、太陽光パネルと接続するだけで、空気と太陽光のみで飲料水を生成させることができ、生成できる水の量は1日あたり最大約33Lにものぼる。0.0001ミクロンの微細フィルター(ROフィルター)を内蔵することで、ダイオキシン、トリハロメタン、農薬、水銀、鉛、赤サビ、カビ、カルキ、発がん性物質、放射性物質を除去するという。設定を変更すると、95度をキープしたお湯や、水素水の生成も可能だ。
東海地区を襲うとみられる南海トラフ地震の発生確率は、今後30年以内で80%とも言われ、災害時の飲み水確保のための需要が見込まれている。ドリーマーの設定したレンタル料金は月額15,000円。水1L当たり25円の換算となる。ENELL社が開発した技術力の高さに加え、低コストで安全な飲料水が確保できることも注目を集めている。ENELL社は先5年間で40万台の販売を目標としている。