森雅子法相が初登庁「説明責任を果たした上に国民の信頼」

公職選挙法違反疑惑を受け、法相を辞任した河井克行氏(56)=衆院広島3区=の後任として法相に就任した自民党の森雅子氏(55)=参院福島選挙区=が31日、法務省に初登庁し、「法務行政は国民の信頼の上に成り立っている。国民の信頼をいただく仕事を謙虚に進める」と述べた。
河井氏ら相次ぐ閣僚の辞任については「各大臣のご判断に関することなので、私の立場からはコメントは差し控えたい」としつつ、「政治家はしっかりと説明責任を果たし、その上に国民からの信頼が成り立つものだ」と強調した。
会見では「政治とカネ」の問題について、記者から「ご自身の選挙区内で疑われるようなことはないか」と問われる場面もあった。森氏は「私は法令に基づいて選挙運動、選挙活動を行っている」と話した。