英語民間試験の英検とベネッセが会場などを公表 いずれも47都道府県で開催

2020年度に大学入試センター試験に代わって始まる大学入学共通テストで導入される英語民間試験で、多くの受験が見込まれる実用英語技能検定(英検)とGTECの日程と会場が31日に公表された。いずれも会場は47都道府県に設け、英検は約260カ所、GTECは161カ所。
民間試験は来年4~12月に受験する。英検によると、「英検S―CBT」は原則、毎週土日に実施する。平日の実施も視野に入れて準備を進めている。会場は独自の「テストセンター」を使う。座席は予約数の2割増しで用意するという。受験料は級別で5800~9800円。
GTECを運営するベネッセコーポレーションによると、受験料は6820円(税込み)で、低所得世帯の受験生は2割減額する。20年度の受験日は6月14日、7月19日、10月4日、11月1日の4回(いずれも日曜日午後)。会場は高校や大学、民間施設などで鹿児島、沖縄県などは離島も含まれる。【水戸健一】