大阪・関西万博ロゴマーク、11月29日から公募 来春めどに公表

大阪・関西万博の運営主体となる「2025年日本国際博覧会協会」は31日、11月29日~12月15日に万博の顔となるロゴマークを公募すると発表した。建築家の安藤忠雄氏を座長とする選考委員会の審査を経て、来年春をめどに公表する。
応募資格は18歳以上の日本人または日本在住者で、最優秀賞には300万円が贈られる。選考委は漫画家の荒木飛呂彦氏、映画監督の河瀬直美氏、元サッカー日本女子代表の澤穂希(ほまれ)氏ら11人が務める。記者会見した協会の石毛博行事務総長は「万博の周知と機運醸成に非常に重要なツール。世界中から愛され、親しまれるロゴマークを作りたい」と期待を寄せた。
また、万博のコンセプト「未来社会の実験場」を具現化するため、有識者と企業で具体的なアイデアを議論する会議を発足させることも発表した。初回は11月20日で、会場設計や会場内外の移動手段、情報通信などについて協議する。【津久井達】