観光庁は3日、日中韓3カ国間の観光交流を2020年までに3千万人に拡大する目標が18年時点で達成されたと発表した。8月30日に韓国で開催された日中韓観光相会合で、相互の入国手続き数などの統計情報を持ち寄って確認したという。ただ推計値を含むため、詳細な人数や達成時期は明らかにしていない。
来年に予定されている第10回観光相会合が日本で開かれることも明らかにした。
先月の会合には日本から石井啓一国土交通相が出席。地方の観光地同士の交流や、20年東京五輪・パラリンピックなどに合わせた北東アジア地域への集客で協力することを盛り込んだ共同宣言を採択した。