九州大雨、災害ごみ大量発生「処理が長期化する可能性」

九州北部の記録的な大雨で、大きな被害が出た佐賀県武雄市や

大町町
( おおまちちょう ) などでは、浸水して使えなくなった家財などの「災害ごみ」が大量に発生し、自治体が処理に苦慮している。満杯で既に閉鎖した仮置き場もあり、県は県外で受け入れてもらうことも検討しており、「処理が長期化する可能性がある」としている。
仮置き場となっている武雄市の北方運動公園運動場では3日朝、受け入れ開始の30分前から軽トラックなどが列を作り、市民らが泥水につかった本棚や畳などを次々と運び込んだ。北方東運動場など3か所は満杯になっている。