「やった」万感のファン=世界を魅了、歓喜に沸く会場―ラグビーW杯決勝

試合終了の笛が鳴ると、緑のジャージーを着た選手たちは両手を突き上げ、抱き合って喜びを爆発させた。2日、横浜国際総合競技場(横浜市)で行われたラグビーワールドカップ(W杯)の決勝。発祥地のイングランドを下し頂点に輝いたのは南アフリカだった。列島が歓喜に沸いた44日間の激闘。アジア初開催の祭典は、世界中のファンを魅了し、スタンドは万感の思いでフィナーレを迎えた。
三度目の優勝を果たし歓喜に沸く南アフリカのファン。同国代表ジャージーに「必勝」の鉢巻きを頭に巻いたナタリー・サインズさん(39)は「とてもうれしい」と涙を流し大興奮。かすれた声で「やった、やった」と何度も跳びはね、国旗を振った。
一方、イングランドファンのロジャー・チドウィックさん(52)は「よく戦ったが、南アのディフェンスがすごかった」とたたえ、「素晴らしい大会だった」とビールをあおった。
「最高のW杯だった」。神奈川県鎌倉市の会社員矢久保武留さん(48)は「一生に一度と言わず、またやってほしい。南アフリカの優勝で、日本の強さも証明された」と笑顔を見せた。