LAデモにグレタさん「山火事は気候変動影響」 COP25のスペイン移動へ

スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(16)が1日、米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで、授業を休んで気候変動対策の強化を求める「学校ストライキ」デモに参加した。同州で多発する山火事について、気候変動の影響で激しさを増していると指摘し、「世界の至る所で気候危機の影響に人々が苦しんでいる。権力者に行動させるため声を上げよう」と呼びかけた。
また、グレタさんは1日、参加予定だった12月の国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)の開催地が南米チリからスペインに変更されたことを受け、大西洋を渡りスペインに向かう意向をツイッターで明らかにした。グレタさんは温室効果ガスを出さない移動手段を使っており、船などで欧州を目指すとみられる。
デモには高校生ら数千人が参加。「私たちの地球と未来を救って」などと書かれた手作りのメッセージボードを掲げながら、ロサンゼルス中心部を行進した。グレタさんは最後にスピーチし、「大人たちは人類や地球の未来よりも目先の利益を優先している。私たち若者が次世代のために戦おう」と訴えた。
9月に米ニューヨークの国連本部で開かれた気候行動サミットに出席したグレタさんは、その後、米国とカナダを父親らと回り、毎週金曜日に各地で開かれる学校ストライキに加わるなどしている。【ロサンゼルス福永方人】