【バンコク=池田慶太】日本政府は4日、バンコクで開かれている東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議の会場内で、安倍首相が韓国の
文在寅
( ムンジェイン ) 大統領と約10分間、言葉を交わしたと発表した。
発表によると、両首脳は、日中韓3か国とASEANとの首脳会議に先立ち、会場内の首脳控室で接触した。その際、首相は文氏に対し、「二国間問題に関する日本の原則的立場」を伝えた。元徴用工らの請求権問題は1965年の日韓請求権・経済協力協定で解決済みとの立場を改めて説明し、韓国側に適切な対応を求めたとみられる。
また首相は、文氏の母親が死去したことに弔意を伝え、韓国政府が10月の「即位礼正殿の儀」に
李洛淵
( イナギョン ) 首相を派遣したことに謝意を述べた。文氏は、弔意への謝意と、天皇陛下即位に対する祝意を表明した。
両首脳は3日夜、ASEAN関連会合の夕食会の開始前、集合写真を撮影する際に笑顔で握手を交わしている。