参院選「合憲」7件目=3倍の「1票格差」―仙台高裁

「1票の格差」が最大3.00倍だった7月の参院選について、仙台高裁は5日、格差を「合憲」とし、無効請求を棄却した。山本剛史裁判長は「著しい不平等状態とは言えない」と述べた。弁護士らが選挙無効を訴えた計16件の訴訟の9件目の判決で、「合憲」は7件目。2件は「違憲状態」としている。判決は12月に出そろい、その後最高裁が統一判断を示す見通し。
山本裁判長は「不均衡是正の観点からは、選挙制度の速やかな抜本的見直しが望まれる」と指摘する一方、「見直しは容易でなく、段階的な措置はやむを得ない」などと述べた。