バイクの男が切りつけ容疑「危険な抜き方され腹立った」

信号待ちをしていた原付きバイクの男性をナイフで切りつけたとして、警視庁は4日、東京都国分寺市本多4丁目の会社員大友康裕容疑者(20)を傷害容疑で逮捕し、発表した。
大友容疑者はバイクに乗車中で、調べに「危険な抜き方をされて腹が立った」と供述しているという。
小金井署によると、大友容疑者は3日午後1時50分ごろ、東京都小金井市中町1丁目の都道で、赤信号で停車中の原付きバイクの男性(40)=東京都三鷹市=の横に止まり、折りたたみ式ナイフ(刃渡り約10センチ)で切りつけ、右腕に約3週間のけがを負わせた疑いがある。
大友容疑者はナイフを男性に取り上げられたあとにバイクで逃走したが、ナンバーの目撃情報などから関与が浮上した。事件直前に口論になっていたといい、警視庁が経緯を調べている。