佐賀県唐津市の唐津神社秋季例大祭「唐津くんち」は最終日の4日、曳山(やま)が旧城下町を巡る「翌日祭」でフィナーレを迎えた。くんち期間中の人出は2日の宵曳山(よいやま)24万人、3日御旅所神幸20万人、4日翌日祭13万人で計57万人(唐津曳山取締会発表)だった。
最終日は午前10時に曳山が唐津神社前を出発。赤や青、金など色鮮やかな曳山が「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声と、笛・鐘・太鼓の曳山囃子(ばやし)に乗って市街地を軽快に掛け巡った。
正午過ぎにはJR唐津駅前の米屋町通りに勢ぞろい。見物客は曳山に近づいて写真やビデオを撮るなどして楽しんでいた。
このあと曳山は新町や江川町などを巡行して唐津神社横の曳山(ひきやま)展示場に収められたが、曳き子らは涙を流すなど祭りの終わりをいつまでも惜しんでいた。
今年の唐津くんちには、友好交流都市の米国グアム政府観光局から訪問団が訪れ、曳山巡行の様子などをカメラやビデオに収めていた。【原田哲郎】