市役所の床に液体まき、火つけた新聞紙投げる「炎が1m上がった」

6日午後3時頃、兵庫県尼崎市東七松町の同市役所南館1階西側入り口で、男が灯油のような液体を床にまき、火をつけた新聞紙を投げた。床から炎が上がったが、近くにいた職員が消火器で消し止め、けが人はなかった。男は自転車で逃走し、約1時間20分後、約1・5キロ離れた場所で県警尼崎南署員が見つけ、現住建造物等放火未遂容疑で緊急逮捕した。黙秘しているという。
発表では、男は住所職業不詳、森茂容疑者(51)。事件直前、南館2階で、ポリタンクを持ってソファに座っているところを職員が見つけ、注意したところ、庁舎外に出たが、戻ってきて液体をまいたという。
森容疑者は昨年7月、市役所でハンマーを持って暴れ、暴力行為等処罰法違反容疑で現行犯逮捕されていた。当時も灯油の入ったポリタンクを持ち込んでいたという。同署は逆恨みの可能性があるとみて調べる。
当時、庁舎内には多くの職員や市民がおり、騒然となった。消火作業に当たった臨時職員の男性(67)は「炎が高さ1メートルまで上がった。京都アニメーションの放火事件もあったので怖かったが、燃え広がらなくてよかった」と話していた。