皇位継承順位の変更や皇族の結婚など皇室の重要事項を審議する「皇室会議」の皇族議員2人を互選する成年皇族の投票が4日、皇居・宮殿であり、皇嗣秋篠宮さまと常陸宮妃華子さまが再選された。予備議員は三笠宮妃百合子さまと秋篠宮妃紀子さまになった。いずれも任期は4年。
天皇陛下と上皇さまを除いた成年皇族の互選で決定し、この日は投票のため、皇后さまや秋篠宮ご夫妻らが宮殿を訪れられた。上皇后美智子さまは上皇さまの意思が反映されているとの誤解を避けるため辞退した。
皇室会議は、皇族代表2人のほか、首相や宮内庁長官、衆参両院議長ら10人で構成される。