台風13号は4日未明、沖縄・石垣島の南の海上で発達して強い勢力となった。北上を続けて5日午後に先島諸島へ最接近する見通しで、気象庁は暴風や高波に厳重警戒を呼び掛けた。その後は東シナ海を北上するとみられ、7日にかけ奄美や九州でも風が強くなる恐れがある。
気象庁によると、進路によっては沖縄本島でも暴風となる。5日にかけて予想される沖縄の最大風速(最大瞬間風速)は40メートル(60メートル)、波の高さは10メートル。
台風本体の雨雲や、南から暖かく湿った空気が入り大気の状態が不安定になる影響で非常に激しい雨が降る見込み。