元宝塚トップスターの母、4800万脱税で有罪判決

元宝塚歌劇団星組トップスターで女優の

北翔海莉
( ほくしょうかいり ) さんの私設ファンクラブ運営で得た所得を申告せず脱税したとして、所得税法違反に問われた母親の会社役員吉野博子被告(67)(千葉県松戸市)に対し、千葉地裁は5日、懲役10月、執行猶予3年、罰金1000万円(求刑・懲役10月、罰金1500万円)の判決を言い渡した。佐藤哲郎裁判官は「税理士らから忠告されていたにもかかわらず、申告しなかった。厳しい非難を免れない」と述べた。
判決によると、吉野被告はファンクラブの会費やグッズ販売で得た2016年分の所得約1億1700万円を申告せず、所得税約4800万円を脱税した。