明治天皇が「大政奉還」勅許=「祝賀御列の儀」の11月10日

天皇陛下の即位を祝い、両陛下が皇居から赤坂御所までの約4.6キロをパレードする「祝賀御列の儀」が行われる11月10日は、江戸幕府による「大政奉還」を明治天皇が勅許した1867(慶応3)年10月15日を新暦に直した日に当たる。
11月10日には、1915(大正4)年の大正天皇、28(昭和3)年の昭和天皇の「即位の礼」も行われている。
皇室の歴史に詳しい京都産業大の所功名誉教授(日本法制文化史)は「大政奉還の勅許日は、日本の代表が将軍から天皇に戻った画期的な日。大正、昭和の『即位の礼』がこの日に行われたことは意義がある」と言及。上皇さまの「立太子の礼」も1952(昭和27)年の同月同日に行われたと指摘した。
江戸幕府15代将軍徳川慶喜は1867年10月13日、京都・二条城に諸藩を集め、政権を返上する決意を表明。同月14日に明治天皇に奏上し、翌15日に勅許を受けた。