横浜市神奈川区の踏切で京急電鉄の電車とトラックが接触し脱線した事故で、運転手は通常と異なるルートを走行していた可能性があることが分かった。
トラックの運行会社によると、運転手は昨年10月に入社。ただ、以前は大手の会社に勤務し、ベテランの部類だったという。
この日は、横浜市内から千葉県香取市内に柑橘類を運んでいたが、このルートをたどるのは4回目。うち1回は先輩が付き添っていたといい、1人で運行するのは3回目だった。
現場付近は通常のルートでは通らないといい、関係者は「教えたのと違う」と話していた。