京アニ義援金 犠牲者36人の遺族と負傷者33人に全額を1回で分配

京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、国内外から寄せられ京都府が管理している義援金32億6384万円(暫定集計)について、府などで作る配分委員会は12日、死亡した36人の遺族と33人の負傷者に全額を1回で分配する方針を決めた。個々の金額は、残された家族の構成やけがの程度などを遺族や負傷者から直接聞き取り、考慮して決定する。
配分委は府や府医師会、京都市消防局、京都弁護士会、府共同募金会などの7団体で構成されている。この日の初会合では、過去の自然災害での配分方法を参考にしつつ、配分の基準は慣例となっている「死者10、重傷5」のような単純なものにせず、養育費がかかる子供のいる家庭やけがの状況などに配慮することで一致した。
2回目の会合は、遺族や負傷者から聞き取りをした後に開く。【大川泰弘】