線路に自転車投げ入れ 容疑で男逮捕

南海電鉄の線路上に自転車を放置したとして、大阪府警捜査1課などは5日、電汽車往来危険容疑で、住所不定の自称派遣社員、大須賀博文容疑者(41)を逮捕したと発表した。
「知りません」と容疑を否認している。
逮捕容疑は、8月24日午前5時ごろ、大阪市住吉区上住吉の南海高野線で、線路上に折りたたみ自転車を放置し、難波発河内長野行きの普通電車に接触させたとしている。乗客約60人にけがはなかった。
捜査1課によると、周辺の防犯カメラ映像から大須賀容疑者が浮上。6月12日~今月2日には南海高野線やJR阪和線で、自転車などが投げ入れられる事件が計5件発生しており、府警は関連も調べる。