11日の「介護の日」に合わせ、熊本県は9、10日、介護職員の魅力を発信する取り組み「KAiGO PRiDE」の写真展示会を熊本市中央区で開催した。県内の介護施設などに勤務する50人のポートレートを展示した。
8日の報道公開では、プロデューサーを務めたクリエーティブディレクターのマンジョット・ベティさん(50)が、「日本の介護職員の仕事の丁寧さやマインドは世界一。自分の仕事をリスペクトすることが、社会的評価を高めるきっかけになる」と熱を込めた口調で話した。
KAiGO PRiDEは広告業界の知見を活用し、「きつい」「汚い」といった介護業界のマイナスイメージを払拭(ふっしょく)し、やりがいの喪失や人手不足など介護業界が抱える問題の解決を目指す。マンジョットさんは「介護職員の魅力的な表情を見てもらうため、写真を白黒にし、顔が最も明るくなるよう照明を工夫した」と話す。
モデルの1人で熊本市の訪問介護所長、田尻亨さん(47)は、「自分の写真は恥ずかしくて凝視できないが、周りの人の写真を見てパワーをもらえた」と照れながら話した。