園児トイレに閉じ込め、泣くと「うるさい」…足立区の認可施設園長ら指導

東京都足立区にある認可保育施設のいずれも50歳代の園長と主任保育士が、1~2歳の複数の園児を繰り返しトイレなどに長時間閉じ込めるなどしていたことがわかり、区は1日付で保育施設の運営会社「明日香」(横浜市)に対し、文書で再発防止を指導した。区は「虐待と受け取られても仕方のない不適切な行為」としている。
区などによると、同施設に勤める別の保育士から今年10月4日、園長と主任保育士を名指しして、「トイレに閉じ込めるなどの虐待が行われている」との通報があった。
区の調べでは、2人は遅くとも昨年12月頃から、昼寝から早く起きた園児に「動かないで」などと指示し、言うことを聞かずに遊び始めた園児をトイレや事務室に1人にして閉じ込め、鍵をかけていた。閉じ込めは長いと20分程度になり、泣きやまない園児には「うるさい」などと

叱責
( しっせき ) していたという。
同施設は昨年4月に開設され、10月4日時点では2人を含めて保育士8人が勤務し、0~2歳児の14人(定員15人)の保育にあたっていた。区の聴取に、2人は「施設が狭く、トイレなどで叱責した。行きすぎた対応だった」と話し、閉じ込めた行為などを認めたという。2人は10月末で退職したという。