山手線に置き忘れの280万円、清掃員ネコババ

JR山手線の乗客が座席に置き忘れた現金約280万円入りの財布を横領したとして、警視庁池袋署が電車清掃員の男(61)(東京都豊島区上池袋)を遺失物横領容疑で逮捕していたことがわかった。
逮捕は2日。
池袋署幹部によると、清掃員の男は7月11日未明、運行を終えて池袋駅近くに停車していた山手線の車内を清掃する際、都内の30歳代の男性客が座席に置き忘れた約280万円入りの財布を持ち去った疑い。「借金返済や生活費に充てた」と容疑を認めている。
男性が忘れ物に気付いて警視庁に届け、同署は付近の防犯カメラなどから清掃員の男を特定した。