奈良県教委 パワハラ被害訴える小学校教諭4人と面談

奈良県大和郡山市の市立郡山南小学校の教諭4人が同僚によるいじめとパワーハラスメントを訴え、9月の2学期始業式から休んでいる問題で、県教育委員会は13日、4人と初めて個別に面談した。
県教委は「市教委から提供された情報だけでは、いじめやパワハラがあったかどうか分からない。県も当事者から話を聞くべきだと判断した」としており、事態の解決に向けて対応策を検討する。
休んでいるのは2、3年の学級担任を務める20~50代の男女4人。同僚による嫌がらせや威圧的な言動を繰り返し受けたと主張し、市外への異動と職場環境の改善を求めて県人事委員会に措置要求している。
学校と市教委は全職員を対象とした聞き取りを実施し、「いじめやパワハラはなかった」と結論づけた。これまでに2度開いた保護者説明会でも、従来の見解を繰り返している。
一方、県教委はこの日、4人とそれぞれ約1時間にわたって個別に面談。要望や主張を聞き取った。担当者は「県はパワハラの認定をする立場ではない」としながらも、「1度の面談ではパワハラがあったともなかったとも言えない。今後も継続して話を聞きたい」と説明。教諭の1人は「一日も早く解決に向けて進んでもらえれば」と話した。