「自宅に現金いくらある?」電話の後、3人組がスコップで殴りかかる

東京都東久留米市の民家で今月8日、住民男性が3人組の男に襲われる強盗未遂事件が発生していたことが警視庁田無署への取材でわかった。男性宅には先月下旬、資産状況などを尋ねる「アポ電」(アポイントメント電話)があったという。警視庁は、アポ電への警戒を呼びかけている。
田無署幹部によると、8日午前6時20分頃、東久留米市中央町の住宅で、住民の60歳代男性が防犯センサーの反応に気づいて裏口から外に出たところ、男3人がスコップで殴りかかってきた。男性にけがはなかった。男らはそのまま何も奪わずに逃走したという。
男性宅には10月22日と26日、「自宅に現金はいくらありますか」などと尋ねるアポ電があった。同署は付近の防犯カメラを分析するなどし、男らの行方を追っている。