仲邑菫初段、本因坊戦で逆転勝ち 予選B進出決める「頑張ります」

4月にプロ入りした囲碁の最年少小学生棋士、仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)は14日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で打った第76期本因坊戦(毎日新聞社主催)予選C3回戦で宇谷俊太二段(27)に250手で白番中押し勝ちし、予選B進出を決めた。終盤の攻め合いでの逆転勝ちだった。
予選Bでは、7大タイトルの一つ「王座」の獲得歴があり、通算1244勝(692敗5ジゴ)の羽根泰正九段(75)と、予選A進出をかけて対戦する。仲邑初段は「頑張ります」と抱負を語った。
仲邑初段の公式戦成績は12勝5敗となった。【新土居仁昌】