元警官妻子3人殺害 被告「犯人捕まえてほしい」改めて無罪を主張

福岡県小郡市の自宅で妻子3人を殺害したとして、殺人罪に問われた元福岡県警巡査部長、中田充(みつる)被告(41)は15日、福岡地裁(柴田寿宏(としひろ)裁判長)であった裁判員裁判の被告人質問で「家族のためにもう一度捜査して犯人を捕まえてほしい」と改めて無罪を主張した。
検察側は、妻子3人は2017年6月6日午前6時半までに殺害されたとしているが、被告は同6時の起床時には全員寝ていたと説明。検察側が殺害時に抵抗されてできたと指摘する左腕の傷は「前夜に風呂から出た時、妻からたたかれ付いたと思う」と述べた。
また、被告のスマートフォンの記録から被告は6日未明に活動していたとする検察側の主張には「妻から定期的にスマホを点検すると言われており、妻が操作したのかと思った」と反論。「子供が一番大事で、子供のために死ぬことはあっても手をかけることは絶対にない」とも語った。【宗岡敬介】