日大アメフト前監督ら3人不起訴に 選手は起訴猶予、悪質タックル問題

日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、東京地検立川支部は15日、傷害容疑で刑事告訴された内田正人前監督(64)と井上奨元コーチ(30)を嫌疑不十分で不起訴処分とした。タックルした宮川泰介選手(21)は起訴猶予処分とした。被害者側と示談が成立したことなどを考慮したとみられる。
宮川選手は2018年5月、東京都調布市で行われた関西学院大との定期戦で、ボールを投げ終えて無防備な状態の関学大選手に背後からタックル。転倒させて腰などにけがをさせたとされる。
関係者によると、同支部は日大の第三者委員会が認定した前監督らの指示について、関係者の聴取やビデオ映像の分析などを進めたが、刑事責任は問えないと判断したとみられる。
内田前監督は15日、「日本大および学生スポーツに対する信頼を低下させたことについて、深くおわび申し上げる。私への逆風が吹き荒れる中、厳正中立な立場で、事実解明にご尽力いただいた皆さまに深い敬意を表したい」などとするコメントを出した。